遺伝子の「優勢、劣勢」が「顕性、潜性」に。学会が用語訂正(ツイートまとめ)

学会が遺伝子の「優勢」「劣勢」を誤解を招く表現であるとして、「優勢」は「顕性」、「劣勢」は「潜性」、「異常」は「多様性」に改訂しました。
遺伝子の「顕性、潜性」に関するツイートまとめ
おお、「優性→顕性」「劣性→潜性」に変更とな…。「dominant」と「recessive」を直訳的に使ってたんだろうけど、確かに不適切な解釈をされかねない用語だったし、妥当かと。変更後が少し難しいので定着に時間はかかりそうだけど…https://t.co/ymp7iz7fRw
— ぬまがさ (@numagasa) 2017年9月6日
中国語では「顕性」「潜性」と言っていて、こちらの方が遺伝学上の概念をよく表しているという話を前にTwitterで見た。ついに実現か!
→ 遺伝の「優性」「劣性」使うのやめます 学会が用語改訂:朝日新聞デジタル https://t.co/xDv9mD6mA8
— rai-chan (@rai_chee) 2017年9月6日
優性劣性より顕性潜性の方が韻が整っているから(子音はちと違うが)ラップするしかないでしょ
— らかぁ士官学校上級士官 (@rakaxa) 2017年9月6日
顕性と潜性
に改訂されるのね
色覚異常も言わず色覚多様性と……多様性? なんか曖昧な表現だなぁ
異常、が差別的表現に聞こえるのは分かるがな……多様性……diversityが"あの症状"に当てはまるかという話で……確かに多様性と言えるか……そうだな
— 苑 (@en_shiohara) 2017年9月6日
顕性、潜性、多様性。
そのまんまで良い言葉じゃないの。— ある (@22eluaim) 2017年9月6日
遺伝の言い方の問題、差別的とかは勉強しろって思うけどそれは置いといて顕性、潜性の方が直感的に分かりやすくてはいいなーって思うんだけど。でも今までの表現変えるのめんどくさそう。
— べー (@Beryllium22s) 2017年9月6日
遺伝の優性と劣性を遺伝的な優劣と誤解しやすいから顕性と潜性に言い換えるっていうの、中身理解してない人間が間違えるだけでしょって困惑してたら、周りもよく誤解してたってツイート見て更に困惑してる。
— みぃ (@mihopiyo20) 2017年9月6日
遺伝学会で「優性」「劣性」という用語が「顕性」「潜性」に改訂されるというニュースがあり、大変良いことだと思ったが、個人的にはケーブルのプラグ等の「オス」「メス」という呼称はかなり下品なので何か良い代替案はないかと常々思っている。
— gnsi_ismr (@gnsi_ismr) 2017年9月6日
顕性潜性ってかっこいいな
「やめろっ奴に潜むケモノの本性が『顕れる』ぞッ!!!」
みたいな躍動感を感じる— kubiwa@くらた (@kubiwak) 2017年9月6日
『「優性」は「顕性」「劣性」は「潜性」』
ってたしかこれ中国語だと前からこうで『中国語の方がわかりやすいし誤解を招かないからああしたらいいのに』って言われてたやつだよな。
— うなぎ(steel_eel) (@dancing_eel) 2017年9月6日
優性・劣性を顕性・潜性にするのは字義、語感的に当然だと思うけど、色盲や色覚異常を色覚多様性にするのはやりすぎでは。
— エースマン@マッチョ29 (@Tats_Gunso) 2017年9月6日
これから、
優性と劣性を
顕性と潜性と
改めるらしいね。分かりやすくなったけど、まだパソコンでも一発で変換できなさそう。
既存の優勢と劣勢に変えれば良かった気もするけど、それだと返って混乱するかねえ?
どっちが表に出るか(顕在する。ノリに乗ってる)の違いだからね。— もかおれ (@mochaaulait0112) 2017年9月6日
顕性、潜性…慣れるまで時間かかるな
俺は色覚異常者から色覚多様者になったようです。
— 本田み@ (@f168l) 2017年9月6日
遺伝の法則に関して,中国語の「顕性」「潜性」という言葉を知ったとき,この表現は誤解も相対的に少なそうで羨ましいと思った。このまま一般に普及してほしい。 > 日本遺伝学会が「優性」「劣性」を使うのをやめ,「顕性」「潜性」に変更。教科書も改訂にむけて文科省に要望書。
— ACTIVE GALACTIC (@active_galactic) 2017年9月6日
遺伝子の「顕性、潜性」に関するコメント
本来の意味とは違う意味で使われるのだからこれは当然で、やっとか、という感じです。(50歳 男性 自営業)
・優性、劣性は単純に遺伝子の競争において勝ち組と負け組があるという風に学び、それに対して何ら抵抗なく覚えました。
むしろ覚えやすかったです。それが顕性、潜性に変わったとしても、文字を見ただけで、ああなるほど、と納得できるので違和感なく受け入られる気がします。(40歳 女性 自営業)
・差別用語に敏感な時代にこのような改善が行われるのは当たり前の流れなのだと思う。ただ、改善されたことを全世代に周知することをもっと積極的に行わないと、おかしなギャップを生んでしまうのだと思う。(39歳 女性 主婦)
・確かに意味合いとしても適切で、文字で見ても分かりやすいのでいいと思います。ただ、口に出してみるとやはり違和感があり、しばらくは慣れませんね。(31歳 女性 会社員)
・「優勢遺伝」が「顕性遺伝」、「劣勢遺伝」が「潜性遺伝」へと用語が変わっても、「表」か「裏」かの本質は変わらない。むしろ、理解できなくなる言葉の「定義」と考えてしまう。(62歳 男性 無職)
・塾で講師をしていますが、ちょうど中学3年生の学習でこの遺伝子については学びます。
1学期に学んでしまいましたので、教えるときに混乱することはないとは思いますが、受験の時にどちらを書くのが適当とみなされるのかというのが気になります。
しばらくは両方とも正解になるとは思いますが。しかしながら、確かに優劣は「優れている」「劣っている」ですので、エンドウマメの種子でいえば丸いものが優性、しわが劣性で、しわの方が劣っているのかと中学生のころは思ったものです。
深く考えていくと自分はどちらなんだとも思いますが、次の顕性と潜性は漢字の意味合いが難しいので、中学生ぐらいだとあまり考えないのかもしれませんが、顕性が「よく出てくる方」、潜性は「そういう性質はあるけど表立って出ない方」みたい感じだと思いますので、今度は何となく「潜性」の方がレアキャラでかっこよさがありますね。(35歳 男性 自営業)
・私も「優性、劣性」で習った者としては違和感を感じますね。でも言われてみれば優劣があるわけではないので正しい訂正のように思います。
台風の勢力のヘクトパスカルなんかもいつの間にか定着してますので、こちらもいつの間にか定着しちゃうんでしょうね。(36歳 男性 自由業)